新たな財源繰り入れで国保税の税率据え置きに!
市独自の繰り入れで国保税の大幅引き下げを!
三原市は平成28年度の国保税の税率を据え置き、不足する約3億円は国保基金を取り崩して充てる予算案を2月4日に開かれた国保運営協議会に示しました。国保法改正による財政支援金(三原市では1億円程度)は当初予算に計上される見通しです。
三原民商も加盟する三原市国保制度をよくする会は、①国保基金の取り崩す、②国からの財政支援金を当初予算に組み込む、③一般会計からの法定外繰入を行う事を求めて署名運動を行い、昨年12月に天満市長に署名を手渡し懇談しました。
財政支援金を当初予算に計上させ、3億円の基金を取り崩させ保険料の税率を据え置かせている事は私たちの運動による成果ですが、依然として、市民負担の軽減にはつながっていません。
三原市国保制度をよくする会では、24年4月以降、4年間で2万2,294筆の署名を集め、昨年12月3日には5回目の署名運動で集めた4,410筆の要望書名を天満市長に手渡し、市民・中小業者の切実な声を届け、一般会計からの法定外繰入を実現し、国保税の大幅な引き下げを求めていますが、三原市は応えていません。
引き続き、運動を広げ、三原市独自の法定が繰り入れの実現を目指しましょう。
写真は12月3日に行った天満市長への署名提出と懇談の様子
独自の法定外繰入を論戦で迫りたい= 日本共産党三原市議会議員 寺田元子 =
三原市は平成24年度年まで、2年に1度のペースで国保税を約1割値上げしてきましたが、皆さんと一緒に署名を広げてきた事で平成26年以降は「税率据置」という成果を勝ち取ってきています。
しかし、依然として高い三原市の国保税の負担。私は天満市長に三原市独自の法定外繰入を決断し、高い国保税の税率引き下げを議会に提案すべきと3月の予算議会でも論戦に臨みたいと思います。