━しまなみ信用金庫本店懇談━
コロナ禍、物価高騰小規模企業・家族経営者の実態示し懇談
民商の上部団体である広島県商工団体連合会(広島県連)は中小業者の金融要求と不当な税務調査を許さないための運動として、広島県内に本店のある金融機関との懇談を毎年続けています。
11月15日、しまなみ信用金庫本店交渉を行い、福山・尾道・三原民商から6名が参加しました。
はじめに広島県連の藤井副会長が坂田総務部長に要望書を手渡し「コロナ禍になり3年、私たち中小業者は様々やり方で頑張っています。正直、限界になってきている中で第8波になり、年末もどうやって年を越そうと不安を抱えている仲間がたくさんいます。金融機関のみなさんとも力を合わせていきたい」とあいさつ。
要望に沿った回答
しまなみ信用金庫側からは「新規融資や条件変更などの資金繰り支援については取引先の実情を踏まえて柔軟に対応し、早期に実施するよう周知徹底している」「税務署の反面調査については、納税者の連絡するよう支店に徹底している」と要望に沿った回答が得られました。またピピっとリンクについては「全く検討していません」との回答を得ました懇。談では、現在、政府が検討している借換え融資制度の概略についても話し合い、寺田事務局長は広島県連が行った営業動向調査の結果も示し、小規模企業・家族経営者の実態や11月7日に中小企業庁と懇談した内容を紹介し、求められる支援制度について深め合いました。