“お客さんの「美味しい」の笑顔を広げられるお店を”
民商の仲間と元気に商売再開=片平美良手づくりカレーやさん倉=
須波ハイツの海に面した自宅の隣で「手づくりカレーやさん倉」を営む片平美良さん。体調不良により昨年の9月からお店を休業。常連客やネットを見ての問い合わせなど、再開を待たれていました。片平さんは療養により体力も回復し、6月6日にお店を再開します。お店を再開する片平さんに話を聞きました。
手づくりのお店、自慢のカレー
片平さんは、外国航路の貨物船の調理人として37年間、様々な国の食材を使いこなしてきました。定年後、ログハウスの倉庫2階を自ら改装し、「手づくりカレーやさん倉」を始めました。手作りの店舗の外観は緑に囲まれ、店内は船の旋回窓やアンティークなどがお客さんをもてなし、窓から見える景色は四季により様々な景色に変わります。
手づりカレーは様々なスパイスが効いた自家製。かつてインドを訪れた際に本場の香辛料を手にするなどして独自で研究を重ねた味が自慢です。
給付金は助かりました
昨年、体調を崩し、休業しました。手術も無事に終わり、お店の再開に向けて準備してきました。
休んでいた間も、多くの皆さんが再開を待ち望んでくれていました。
三原民商の仲間の皆さんと三原市との懇談にも参加し、給付金が創設されて助かりました。
三原市は他の自治体に比べて事業者への支援制度が多く、支援は事業継続の力になります。
今回、お店を再開するにあたって、仕入れや電気代、ガス代の値上がりが心配です。値段も少し上げました。
持ち帰りの容器は今までサービスしていましたが、単価が約2倍となり、別途いただくことにしました。
商売を続けていく不安もありますが、民商の皆さんと元気に商売を続け、お客さんの「美味しい」という笑顔を広げられるお店を続けていきます。