━全商連第56回定期総会━
6年ぶりのリアル開催新しい方針を全会一致で採択
「大軍拡・改憲阻止!消費税減税、インボイス廃止!平和と商売守る民商・全商連運動の発展を」。民商の全国組織である全商連は5月25日・26日に東京で第56回総会を開催し、広島県連からは18名が参加。三原民商からは三原詰克彦さん(理事・北支部支部長)と寺田事務局長が参加しました。
コロナ禍を経て、全国の仲間が一堂に会して開催する総会は6年ぶりとなります。
全商連の太田会長は「平和でこそ商売をやっていける。地域に根を張った民商が必要です」と参加者に呼びかけました。全国的には会勢で後退して迎えた総会でしたが、会員現勢が100名を突破して全商連に沖縄・宮古民商の加盟が承認されました。
2日目は分散会討論で総会方針、全国の民商の経験を深め合いました。
三原詰さんは「三原民商の新しいパンフレットを紹介したところ、皆さんから『ください』とあっという間になくなった」との事でした。総会はこれから2年間の方針などを満場一致で採択し、新しい役員体制を選出。
加賀茂副会長(広島県連会長)が勇退し、「民商・全商連の運動が私の人生を豊かにしてくれた。支えてくれた妻にも感謝します。これからは地元で引き続き、商売、民商運動を頑張ります」とあいさつしました。
〝はじめての全商連総会〟三原詰克彦
平成6年に三原民商に入会して初めての全商連総会の参加でした。一言で申しますと「集まればなかなかの数になるものだ」ということ。自公政権による中小業者いじめの政策が何年も続いており、前回総会に比べると会員の減少となりましたが、総会の感動を力に三原民商のみなさんと頑張っていきたいと思います。
〝方針に確信深めて危機打開を〟寺田拓也さん
全商連総会に広島県内の仲間のみなさんと参加してきました。
参加される皆さんが気持ちよく参加してもらえるよう、切符の手配や夜の交流会、会場への移動などで奔走していました。6年ぶりに全国の仲間が集まっての総会ということで、全国の役員のみなさんや事務局員のみなさんと再開し、交流を深めました。
6年前と違い、商工新聞に加え、SNSで民商運動を発信している方とも再開し、時代の変化を感じます。私は広島県連の事務局長でもあり、広島県連第55回総会(6月9日)に向けて皆さんと総会方針案を練り上げる中、広島県連の総会方針が全商連総会方針を地域で実践する内容になっていることに確信を深めました。三原民商としては、総会に向けて新しい実績パンフレットを作り、拡大の力にしてきました。中小業者を取り巻く状況は厳しさを増していますが、私たちが民商運動を通じて情勢の変化を作り出していることに確信を深めてこれからも皆さんと頑張っていきたいと思います。