━ 三原民商第47回総会 ━
会員現勢150名の回復を目指して前進めざす総会方針を満場一致で採択!
三原民商は7月3日に第47回定期総会をリージョンプラザで開催し、会員・役員・事務局員11名が参加。前総会以降の1年間の活動のまとめを行い、総会方針案と決算・予算案を満場一致で採択し、新しい役員を選出しました。
主催者あいさつで兼森副会長は「昨年の総会以降、インボイス反対の運動を広げ、三原市独自の支援制度の創設など、要求運動では大きく前進してきました。一方で、廃業による退会などにより会員現勢は後退しています。新しい方針をみんなで決め。危機打開を目指す民商運動をご一緒に前進させましょう」と参加者に呼びかけ、議長に野竹副会長と三原詰理事を選出し、議事を開始しました。
連帯あいさつ
来賓の日本共産党の寺田元子市議からは、「皆さんと国保引き下げの運動に取り組み、準統一保険料方式の実施を延期させたことは、運動すれば政治は変えられることの確信を深めました。三原市との懇談では、皆さんの切実な声が受け止められ、三原市独自の支援制度を実現させてきました。これからもご一緒に運動を前進させましょう」と連帯が寄せられました。広島県連の藤井副会長は「インボイス反対の声がかつてなく広がるもと、政府は反対の声を聴かずにインボイスを強行しました。自民党派閥の裏金問題では、ざる法と言われるような政治資金規正法改正を行いましたが、領収書の公開は10年後でいいなど、まったく国民・中小業者を馬鹿にしている。ご一緒に政治を変えましょう。三原民商の総会の成功を力に」とエールが寄せられました。
討論で深められる方針
総会方針案の提案を行った寺田事務局長は、令和5年度の消費税申告で免税業者からインボイス登録事業者となった方の内7000事業者が消費税申告ができていない状況を紹介。「多くの事業者が相談できる先を求めており、民商からの呼びかけが待たれています」と訴え、2025年3月末までに会員150名の回復目標を提起し、要求運動と組織建設を前進させる重点について提起ました。その後、決算・予算案を兼森会計が提案し、藤井さんが会計監査報告を行いました。討論では、「今年からインボイス制度により、子記帳くんから弥生会計に変更して決算をしました。事務所に通い、今年も無事に終えることができた」(古谷さん・建設業)、「毎月の婦人部会を開催し、グラノーラ作りなど、楽しい企画もしています。私もパン屋を開業しようと計画しており、婦人部でも相談しています」(島谷さん・建築内装)など、商売や自主計算の経験を交流し、民商の魅力についても深め合いました。
全会一致採択
総会では、方針・決算・予算を全会一致で採択。新役員を代表して野竹副会長は「役員も先頭に立って頑張りますので、会員のみなさんのご協力をよろしくお願いします」とあいさつ。最後に古谷理事の音頭で参加者とガンバロウを三唱し、総会を締めくくりました。