全商連が事務局員交流会を開催
〝学んだ運動を前進に生かして〟━寺田事務局長━
民商の全国組織である全商連は7月29・30日に全国を6つの会場に分けて事務局員交流会を開催し、全国の民商から約800名の事務局員が参加。広島県は山口会場に参加し、中国・九州・沖縄地域の民商の事務局員と学習・交流を深めました。交流会に参加した寺田事務局長の報告を紹介します。
6年ぶりのリアル開催
全商連主催の全国事務局員交流会に参加してきました。広島県からの参加は9民商から24名の事務局員と藤井賢次郎県連副会長(全商連常任理事)。2日間、全国の仲間の皆さんと民商運動の実践について学び合いました。コロナ禍の影響もあり、リアルに集まっての交流会は6年ぶりの開催となり、久しぶりに同期の事務局員や、全国集会で会った事務局員の皆さんと再開し、元気そうな姿に元気をもらいました。全商連の太田会長の話、神戸女学院名誉教授の石川康宏教授の講演、牧事務局長の報告と問題提起、3民商によるパネルディスカッションなどのカリキュラムは、情勢の変化、民商運動の果たしている役割への確信を深める内容となり、日常活動の点検と改善など、日々の活動を見直す機会ともなりました。
全国の事務局員の奮闘に学んで
2日目の分散会は全国の学習会でもお会いする長崎・東彼民商の杤原事務局長のニュースや学習会を開く際に気を付けていることなどは参考になり、「役員づくりを進めるには」、「婦人部や青年部の活動を進めるには」といった課題について深め合いました。全大会での代表発言は参加した12県から1名づつ発言し、広島県からは広島西部民商の関事務局長が会員訪問での運動・組織の前向きな変化などについて発言。各県からの発言で印象に残ったのは、鳥取民商の浜野事務局長が「会員現勢の後退から、民商・県連存続の厳しい状況にありますが、次回の交流会にも必ず参加します」と話していたこと。
浜野さんとは15年くらい前の事務局員交流会で偶然にも代表発言が一緒で、青年部や全国集会で会うことがあり、SNSでも自主計算活動など元気に発信させていて、三原民商もつらい時期を仲間の皆さんと乗り越えてきた思いが重なりました。全国で頑張っている事務局員の皆さんの奮闘に学んだ経験を、これからの民商運動に生かしていきたいと思います。