仲間と一緒にパソコン記帳に初挑戦
〝苦労はあるけど見えるものも多い〟=ミートワン古川厚彦さん=
三原民商は3月13日に3・13重税反対全国統一行動と集団申告を行い、多くの仲間が参加しました。集団申告に向けて新たにパソコン記帳に取り組む仲間も生まれました。古川厚彦さんの経験を紹介します。
パソコン記帳に初挑戦
古川さんは精肉販売の販売と卸売りを行っています。令和3年に卸売りのみの経営形態から、自宅に隣接する店舗を構え、お店で美味しくて安心のお肉を提供してきました。コロナ禍で厳しい状況も経験し、民商で各種給付金の申請も行ってきました。これまで申告は税理士に依頼していた古川さんですが、以前から、民商の自主計算の取り組みを聞き、いずれは自分でと思っていて、今年から自分でやろうと決めました。卸売りは取引先も多く、売掛・買掛の管理など、仕訳の多い事業です。3月に入って古川さんは伝票や領収書を整理して民商事務所でパソコン記帳に初挑戦。パソコンはほとんど使えない古川さんですが、弥生会計で入力しやすいように仕訳辞書などを登録し、ひたすらパソコンに入力しました。
連日、民商に通って
午前中は朝早くからから肉の加工をして、卸先への配達を行い、午後からは民商でパソコン記帳。なれないパソコン入力に、「家に帰ったら、どっと疲れがでる。申告に間に合うかどうかも不安」と話す古川さん。3月に入り、パソコン記帳に訪れる仲間も増えるもと、少年野球で教えた教え子と民商で再開し、「おっちゃん、頑張っているね。僕も民商でパソコン記帳しょうるんよ」と励まされる場面もありました。3月12日に申告書を完成させた古川さんは3・13集会にも初めて参加。税務署までデモ行進して仲間と一緒に集団申告を終えました。
古川さんの感想
最初はパソコン入力ができないので、不安もあったけど、入力しやすいようにサポートしてもらえて助かった。パソコン記帳に取り組む中で経営についての色々なことが見えてきり、理解することができた。自分でやることは良いことだと思いました。苦労はあるけど自分でやればプラスになることも多い。デモ行進も初めての経験でした。
